校区の概要

 うるま市は沖縄本島の中部東海岸に位置し、太平洋に突き出た与勝半島には五つの有人島が点在している。
 その内の四島は、東洋一である海中道路で結ばれ、陸続きとなったことにより先人たちの夢であった離島苦は解消され沖縄本島からの行き来が便利になった。
 現在は、両サイドにコバルトブルーの海を望む海中道路の景観の良さは、ドライブコース、ウィンドサーフィン等のマリンスポーツに最適な場所となり、観光とレジャースポットとなっている。
 しかし、陸続きで便利になった反面、人口の流出に伴う過疎化傾向となり、以前は、各島毎にあった小学校、中学校の児童生徒数は、年々減少を続け、すべての学校で複式学級となる状況までに小規模化してきた。
 ここで、100年以上の長年の歴史を作り上げてきた伊計島の伊計小中学校、宮城島の宮城小学校、桃原小学校、宮城中学校、浜比嘉島の比嘉小学校、浜中学校、平安座島の平安座小中学校とあった7つの学校を、平安座島に統合し、彩橋小中学校(平成24年度開校)としてスタートさせることとなった。